ミラドライとは?

ミラドライとは、マイクロ波の熱を皮膚の上から当てる事により汗腺を破壊するので、皮膚を切らずに治療できる最先端のわきが治療法です。

メスを入れずに効果が半永久的に続くので、傷跡を残したくない方や効果の持続に不安を感じている方にオススメの今人気の治療法です。

メスを入れる手術だとハードルが高かったり、またメスを入れない施術方法だと効果が長続きしないなど、どの治療法にもメリット、デメリットがあります。

その点このミラドライは従来の治療法のデメリット部分をクリアした治療法だと言えるかもしれません。
また、ミラドライで発するマイクロ波は、アポクリン腺とエクリン腺にだけ反応するので、周辺組織にはダメージを与えないため安心です。

施術方法

施術時間は両脇で1時間程です。
ワキガの治療法の中では短い方です。
では早速、治療手順を見ていきましょう。

1、脇の広さを測る。
ベッドに横になって、照射範囲を精密にマーキング(転写式のマーキングシートにて)します。

2、脇に局所麻酔を打つ。
数カ所打ちます。麻酔が効くまで10分程待ちます。

3、照射する。
転写したマーキングに沿って、ミラドライを照射します。
照射するマイクロ波は、水分に反応し熱を発します。
水分が含まれる、アポクリン腺とエクリン腺にのみ反応し汗腺を破壊します。

4、片方の脇も同様に行う。

5、脇を冷却する。
施術後、15~20分しっかりと冷却します。

費用はいくら?

保険適用外の治療になるため、全て自費です。
クリニックにもよりますが、料金の相場は両脇で35万程度かかります。

メリット・デメリットを比べてみましょう

メリット
● 一度破壊した汗腺は再発しないので、効果が半永久的に続く。
● メスいらずなので、傷跡が残らない。
(局所麻酔を行うため、注射の跡のみつきます。)
● 痛みが少ない。
(メスで切開するわけではないので、痛みはましです。ただ局所麻酔の注射の痛さはあります。)
● 施術時間が短い。
● 汗腺にだけ反応するので、他の組織への影響がないため安心。
● アポクリン腺(ワキガ)とエクリン腺(多汗症)の両方に効果がある。
● ダウンタイムが短いので、日帰りで治療可能。
● 合併症や感染症のリスクが少ない。
(メスを入れないので、化膿したり感染症になる可能性が低くなるのです。)
● 治療後すぐに効果が現れる。

デメリット
● 自由診療(保険適用外)のため、治療費が高額。
● 医師の技術と経験によって効果が変わる。
(どの治療法でも言えることですが、照射した場所は確実に汗腺が破壊されますが、照射仕切れなかった場合はニオイが残ります。また、汗を抑えたい場合はエクリン腺を、ニオイを抑えたい方はより深い場所のアポクリン腺を破壊します。医師が照射する場所や深さ、量を調節するので医師の技術と経験が必要になってきます。)
● 手術後、一時的に肌が炎症状態になる。
(傷跡ではありませんが、火傷のようなダメージが残る事があります。ただ数日で元に戻ります。)
● 施術前の局所麻酔が痛い。
(施術自体は、メスを入れない治療のため痛くないのですが、施術前に局所麻酔を両脇に何回か打ちます。この注射が痛いという声が多いです。)

日常生活への影響

基本的に治療当日から、通常の生活が送れます。

● 術後は腫れが生じるため、腫れを早く引かせるには術後1日は冷却が必要です。
● シャワーは当日からできます。
● 湯船に浸かるのは、翌日からできるところと、3日程控えてください、というところなどクリニックによって異なります。
● 激しい運動は1~2週間程控えてください。
● 飲酒は3日程控えてください。



※クリニックによって多少の差はございますので、施術するクリニックへ問い合わせする事をオススメします。

よくある質問・疑問

手術中や術後の痛みはあるのか?

局所麻酔をするため、手術中の痛みはほとんどないと言われています。
ただ局所麻酔のための注射は痛みがあります。

ミラドライの効果はいつまで続くのか?

一度マイクロ波で破壊された汗腺は再生しませんので、効果はほぼ永続的です。

皮膚の奥に熱を与えますが、皮膚表面の火傷は大丈夫なの?

皮膚表面に接触する所に、冷却プレートをつけて照射します。表面温度を常にモニタリングしながら施術するため安心です。

ミラドライは本当に傷跡が残らないのか?

残りません。ただ、局所麻酔による注射跡と、一時的な腫れや内出血はあります。

治療後は腕を動かせるのか?

動かせます。ミラドライは剪除法などのように、術後に脇を固定する必要がないため、普通に動かしていただいても大丈夫です。
ただマイクロ波による熱ダメージがありますので、術後はアイスパックなどで冷却する必要があります。

まとめ

従来のワキガ治療法は、メスで切開する方法が主流でしたが、最近ではメスいらずのミラドライのような治療法が人気を集めています。
ワキガの治療でダウンタイムや傷跡、日常生活への影響が心配な方が多いですが、このミラドライは皆様の不安要素が全てクリアされている治療法と言えます。
ただ一点、保険適用外なのが辛いところです。