ワキガ=食生活は密接な関係にあります。

極端に言うと、食べた物がダイレクトに脇から臭いとして発すると言っても過言ではありません。ですからワキガの大好物の食事を摂っていると、あの強烈なワキガ臭に繋がるのです。

では一体ワキガの大好物の食べ物は何なのでしょうか?

今回はワキガの大好物の食べ物、またワキガの方にオススメする食べ物についてご紹介しますね。

私たちの体にとって切っても切れない、また生を授かっている限り生きる栄養源として毎日欠かせない食事。上手く付き合うことによってワキガにもまた、健康にも好影響してくるので、一度この機会に見直してみませんか?

近年の欧米化した食生活がワキガ体質を増長している

近年、ワキガ患者が年々増えていると言います。それは食の欧米化によるものだと言われています。
欧米人は、肉食で高カロリーな食べ物を好みます。高カロリーな食べ物は、ワキガの原因であるアポクリン腺を刺激します。つまり欧米化した食事を摂っていると、ワキガになりやすいのです。

だからと言って、欧米化した食事をとっていると急にワキガになるというわけではありません。元々生まれながらにして、ワキガの原因であるアポクリン腺の量は決まっていますので、アポクリン腺がない人はいくら欧米化した食事を食べてもワキガになりません。

問題は生まれながらにしてアポクリン腺を持っている人です。今まで眠っていたアポクリン腺が、欧米化した高カロリーな食事によって活性化され、ワキガ臭に繋がる事があるのです。


またワキガの手術をする医師が言うには、数十年前に比べ日本人の脇のアポクリン腺が大きくなっていると言っています。
原因は、先ほども申した通り欧米化した食生活なのですが、肉食などの動物性タンパク質が多い食事を摂っていると、アポクリン腺にどんどん成分が溜まり、結果アポクリン腺が大きくなります。
もちろんアポクリン腺が大きくなるという事は、アポクリン腺から放出する汗の量が増えるという事です。
そして欧米化した食事は脂肪分を沢山含みますので、脂質と拡大したアポクリン腺から放出される大量の汗とが混じり合うと、あの強烈なワキガ臭を発する結果に繋がるのです。

現にお肉や高カロリーの食べ物を沢山食べた翌日、ワキガ臭が強くなったと言う人が多いみたいです。
だからと言って、お肉を食べるな!というわけではありません。例えばお肉+野菜を食べるようにするだけでも、だいぶ臭い方は変わってくるのです。

先ほど、動物性タンパク質を含む食べ物を多く取りすぎると、アポクリン腺が大きくなりワキガに繋がると申しましたが、この動物性タンパク質とは一体どういう食べ物の事を言うのでしょうか。

人間の身体を作る上で欠かせないタンパク質について

まず動物性タンパク質を知る前に、人間の身体作りに必須栄養源であるタンパク質について知っておきましょう。

人間の身体の約60〜70%は水分で、更に20%はタンパク質と言われています。

タンパク質は三大栄養素の一つで、人間の筋肉や内臓、皮膚や髪など身体を作る上で欠かせません。ちなみに残り2つは炭水化物と脂質です。

またタンパク質は20種類のアミノ酸から作られています。
そして20種類のアミノ酸は、体内で合成される非必須アミノ酸11種と、体内で合成できないため食べ物から摂取しなければならない必須アミノ酸9種に分けられます。

ちなみにアミノ酸が不足すると、身体の機能が正常に保てなくなり、体調不良や病気の原因になりますのでバランスの良い食事を心がける事が大切です。

「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」について

タンパク質には「動物性タンパク質」=”動物から取れるもの”
「植物性タンパク質」=”植物から取れるもの”の2種類があります。

動物性タンパク質とは

動物性タンパク質とは、主にお肉、魚、卵、牛乳などの乳製品に多く含まれています。
アミノ酸が多く、吸収率が良いのはメリットですが、脂肪やコレステロールが多いのがデメリットとして挙げられます。
身体を作る上で必要なタンパク質が十分に含まれていますが、とりすぎには注意が必要です。

植物性タンパク質とは

植物性タンパク質とは、大豆などの豆類、米、小麦などの穀物類に多く含まれています。
動物性タンパク質に比べ、低カロリーで脂質が少ないのはメリットですが、アミノ酸が少なく吸収率が悪いのがデメリットです。

ワキガ体質の方は「植物性タンパク質」を積極的にとるようにしましょう

どちらのタンパク質も身体を作る上で必要な栄養素なので、バランスよく摂取することが大切です。
ただワキガ体質の方が、動物性タンパク質を取りすぎるとワキガの臭いを強くします。

先ほども申した通り、動物性タンパク質には脂肪やコレステロールが多く含まれているので、食べれば食べるほど脂肪分が蓄積されていきます。脂肪分はワキガの大好物です。蓄積された脂肪分が汗と混ざり合うとあの強烈なワキガ臭を発する結果に繋がりますので取りすぎには注意しましょう。

一方で植物性タンパク質を含む食べ物は、低カロリーで脂質が少ないので、脂肪分が蓄積されにくいです。
ですので、ワキガ対策には植物性タンパク質の食べ物がオススメされています。

食事療法でワキガを改善する方法

食事は毎日の事です。食事内容次第でワキガにかなりの影響を及ぼします。
つまりワキガに良い食事を普段から心がけていると、だいぶワキガ臭は軽減されるのです。
ではワキガに良い食事療法とは一体どういったものなのでしょうか?

1、和食中心を心がける。

穀類、野菜、魚中心の和食が理想的です。これらの食べ物はワキガ臭を抑える成分が多く含まれています。

オススメの野菜

野菜でオススメな物はビタミンを多く含んでいるものです。

ビタミンA→緑黄色野菜(ほうれん草、人参、かぼちゃ、春菊、ニラなど)
ビタミンC→ピーマン、ブロッコリー、菜の花、カリフラワー、ゴーヤ、芽キャベツなど
ビタミンE→モロヘイヤ、しそ、パセリなど

お肉より魚を選ぶ

お肉には動物性の脂質を多く含みます。ですので、お肉を沢山食べ過ぎると脂質が溜まりワキガを増長させてしまいます。

他にも、お肉以外に動物性の脂質を多く含む食べ物は、揚げ物、乳製品(バターやチーズ)、卵やジャンクフードなどが挙げられます。
脂質はダイレクトにワキガの原因になりますので、摂取のしすぎには十分気をつけましょう。

お肉よりも魚の方が脂質が少ないので、できるだけメイン料理は魚を選ぶ事をオススメします。

2、油に気をつける。

動物性の脂質(ラードやバター)はワキガを増長させます。できるだけ植物性の脂質(サラダ油やオリーブオイル、ごま油)を使うよう心がけましょう。
また質の悪い油はワキガの症状を悪化させますので、古く酸化した油の使用は避けましょう。

3、匂いの強い食べ物を避ける。

匂いの強い食べ物は、例えばキムチやエスニック料理、香辛料の強い料理、ニラや玉ねぎ、にんにくなどはワキガ臭を強めるので食べ過ぎには注意が必要です。

4、アルカリ性食品を食べる。

アルカリ性食品には、ワキガ臭や体臭を抑える効果があります。
アルカリ性食品の例として梅干し、大豆、緑黄色野菜、果物、キノコ類、ワカメやひじき、めかぶなどの海藻類が挙げられます。

最もオススメしたいアルカリ性食品として、梅干しが挙げられます。ミネラルが豊富な梅干しは殺菌効果があり、ワキガの臭いを抑える作用があります。ただ塩分が高いので食べ過ぎには注意が必要です。

またアルカリ性食品の逆として、酸性食品があります。
酸性食品とは、肉や魚、卵、穀類、砂糖などの高タンパク高脂肪な食べ物の事を言います。
酸性食品に偏りがちだと、まさに欧米化した食事になりますのでワキガを増長させてしまいます。

ワキガや健康にとっても、酸性食品よりもアルカリ性食品をオススメします。

5、体臭に効果がある食材を摂取する。

○緑茶

緑茶には沢山のポリフェノール(カテキン類・フラボノイド類)が含まれており、消臭効果抜群です。このポリフェノールは臭い成分と化学反応を起こし、中和する作用がありますので臭い軽減に役立ってくれます。
また抗菌作用もあり、臭いの元となる雑菌の繁殖を抑えてくれます。

○お酢

まずワキガはタンパク質やミネラルが多いベタベタの汗に、雑菌が繁殖する事で臭います。
ではなぜワキガにお酢が効果的なのかと言いますと、お酢の主成分がクエン酸である事に隠されています。
このクエン酸の作用として、汗腺の働きを良くし、タンパク質やミネラルを取り除いたサラサラの汗をかくよう促す働きがあります。
ですので、お酢を飲む事でクリーンな汗になり、結果ワキガ臭を軽減させるのです。

1日大さじ1杯程度でも十分ですので、毎日飲む事が重要です。

またこのクエン酸には皮膚の表面を弱酸性にし、雑菌の繁殖を防ぐ役割をしてくれます。
ですので飲料として飲むのもいいですが、お風呂にお酢を入れる事でも臭い軽減に繋がります。

○生姜

生姜には免疫力向上、冷え性改善、血行促進作用、抗酸化作用など様々な効果が期待できます。
またワキガにも効果的だと言われていますが、そのメカニズムとして、生姜には先ほども申した通り、血液の循環を良くする作用があります。
ワキガの原因になるタンパク質やミネラルを多く含むドロドロの汗は、ワキガ臭に繋がりますが、生姜の力が加われば、血液の循環を良くする事ができます。結果不純物を取り除いたサラサラの血液になり、臭い軽減に繋がるのです。

まとめ

ワキガは、食べ物によってだいぶ左右されるという事がお分かりいただけたのではないでしょうか。
お肉や甘いものなどの高カロリー、高コレステロールな食べ物はワキガを増長させます。
ですから基本、昔ながらの日本の食事である和食中心の食生活を送る事が、ワキガ改善に繋がるのです。

他にも沢山食べすぎる事や、夜遅くに食べる事も、ワキガに良くないと言われています。
なぜなら食べ過ぎや夜遅くに食べるという事は、内臓を弱らせ疲れさせるため、結果ワキガ臭を発しやすくするからです。

脱ワキガを目指すなら、日々の食生活を見直す事がかなり大切になってきます。